松山千春(マツヤマチハル)は北海道出身のシンガーソングライターで、オフィス・ゲンキ所属です。
札幌STVラジオのディレクター竹田健二氏に才能を見いだされ、1976年にラジオで15分のコーナーを持ったことをきっかけに、1977年1月に「旅立ち」でデビューしました。
同年8月、竹田健二氏が急逝。
失意の中コンサートをやりとげ、同年10月から「オールナイトニッポン」のパーソナリティに起用され人気に火がつくなど、ラジオ出身のミュージシャンであることはあまり知られていません。
人気が全国区となってからも竹田健二氏への感謝は忘れたことが無く、それを表すかのようにコンサートではステージに一輪のバラが飾られています。
松山千春は、丸坊主にサングラスという強面な姿からは想像できない美麗な歌声が特長です。
親しみやすい人柄で地元民から愛されており、交友関係は幅広いです。
中でも鈴木宗男氏とは関係が深く、所属する政党の名付け親にもなりました。
映画初出演となった「極道戦争 武闘派」では日本アカデミー賞優秀助演男優賞・新人俳優賞を受賞するなど、俳優としても才能を発揮しています。
また、キャッチーなメロディーと独特な歌声からモノマネのレパートリーとしても人気です。
一度は挑戦したという方も多いのでは?
インパクトのあるスキンヘッドはマイケル・ジョーダンに憧れて、とのことです。
活動内容は、1982年に札幌で5万人コンサートを成功させるなど、コンサートには特に力を入れています。
2007年にはデビューからの公演回数が2000回を突破しました。
チケットも相変わらず絶好調で売れ続けています。
代表曲に「大空と大地の中で」「長い夜」「恋」「君を忘れない」などがあります。